MAKING THE ROAD人事部の皆様向けコラム

【Vol.25】求められるセルフエンパワメント力

育成

ご覧頂きありがとうございます。

秋の研修シーズン到来です。

オンライン研修だけでなく手指消毒やマスクの着用、定期的な換気等の
感染拡大予防策を講じた上でオフライン研修も実施する予定です。

コロナ前と全く同じやり方や進め方という訳にはいきませんが
感染拡大予防策という対策を取った中で出来ることをしっかりと行って研修目的を達成して
クライアントの受講生の方に気付きを持ち帰って頂きたいと思っています。

研修のリクエストを頂く中で特に「セルフエンパワメント」について
研修内容に盛り込んで欲しいという要望が圧倒的に増えてきました。

*セルフエンパワメントとは自律性と呼ばれることもありますが、弊社ではもう少し広い意味での個人が本来持っている意欲や能力といったパワーを最大限に発揮することだと考えています。

リーダーの方にはメンバーのセルフエンパワメントを引き出すリーダーシップを考察して頂いたりフォロワーの方には自身のセルフエンパワメントを考えて頂く機会になります。

オフィスに出勤して上司や先輩の指導の元に業務を進めるということが出来ない状況の中で
自ら考え自発的に行動することが求められている昨今の状況を反映していますね。

雑談も含めた対面でのコミュニケーションによる職場で暗黙の内に共有されてきた知識が共有されていた状況(シェアードメンタルモデルと呼ぶそうです)がリモートワークによるデジタルコミュニケーションを行うことで今までのやり方が機能しなくなっており、新たなマインドとスキルセットが求められるようになってきています。

コロナ前からVUCA時代とは言われていましたが、先行きや正解が見えないからこそ
セルフエンパワメントがキーワードになってきています。

*VUCA:Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)という4つのキーワードの頭文字から取った言葉で、現代の経営環境や個人のキャリアを取り巻く状況を表現するキーワードを指す。

会社や組織や上司からブレイクダウンされた役割も大切ですが、期待される役割りに対してセルフエンパワメントを発揮することによってアウトプットしていくことが強く求められていると感じています。

是非ご覧の皆さんも自分自身のセルフエンパワメントは何か?を自問自答して頂きたいと思います。

社員の方にセルフエンパワメント力を言語化する機会を提供したい方や自分では言語化が難しい方は是非お気軽にお問合せ頂ければ幸いです。

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