ご覧頂きありがとうございます。
更新ペースが月イチになってきてしまっているこのコラムですが、
「書かなければいけない」という義務感よりも
「書きたいネタがある」「書いてみたいテーマがある」という
内発的動機を優先することで持続性を保っていきたいと考えている今日この頃です。
(言い訳)
内発的動機とは物事に興味や関心を持つことで意欲が沸き起こり、
達成感や満足感、充実感を得たいという人の内面的な要因による動機です。
持続性、創造性、生産性が高い一方で当然のことながら個別性が強い側面があります。
(要するに人それぞれということですね)
詳細を知りたい方は下記のコラムをご参照頂ければ幸いです。
最近は弊社のサービスの中でも企業の採用支援をする仕事が増えています。
採用支援サービスの詳細を知りたい方は下記をご参照頂ければ幸いです。
採用のご支援をする中で採用候補者の方と面談をする機会もありますが、
その際に「ご自身の弱みや課題はどのような点でその弱みや課題をどう捉えているか」
についても確認するようにしています。
ご自身の成功体験や仕事の成果、発揮できる強みや能力を整理して
面談の準備をされている方は多くいらっしゃいますが、
自分自身の仕事の失敗体験や弱み、課題を整理の上準備されている方は
少ないと考えられるからです。
中途採用の場合は当然ながら即戦力であることが求められますので、
成功体験に基づく強みや能力の再現性の有無を確認していきます。
成功体験に基づく強みや能力の再現性は、現段階で保有しているものです。
現段階で保有している強みや能力は普遍的なものもありますが、
環境変化によってすぐに陳腐化してしまうものも多々あります。
ここで重要だと考えていることは
「現段階で保有している強みや能力の再現性」に加えて
「変化に対して自身の課題を適切に捉え継続的に自己変革できる能力を保有しているか否か」
と言う点です。
キャリアというものは年齢を問わず生涯を通じて発達していくと考えられていますし、
私もそう考えています。
特に連続的に変化が起き続ける現在及びこれからは、
強みや能力は陳腐化する可能性も高く変化に対応して常に自身をアップデイトしていくことが必要です。
失敗は成功の素です。
弱みや課題は今後の成長に向けた伸びしろです。
成長するために必要な余白や余地なのです。
失敗体験から得た教訓を活かして失敗に終わる可能性を最小化し、
弱みや課題を自身のテーマとして取り組んで成長していければ理想的です。
失敗体験や弱み、課題をこのように認識して継続的に自己変革をしながら成長を続ける
「ラーニング・アジリティ」(学習機敏性)は重要な能力になっていると考えています。
勉強は学生の間だけするものではなく、
社会人になってからも生涯続けていくものということですね。
私も頑張ります。