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【Vol.23】無料人事セミナー 「元社員とのWin-Winな繋がり方」を実施しました

セミナー

ご覧頂きありがとうございます。

先週は昨今再び脚光を浴びているアルムナイをテーマに
無料人事セミナーを実施しました。

*「アルムナイ(アラムナイ)」(alumni)はalumnusの複数形で、
  本来は「卒業生、同窓生、校友」の意味ですが、
  転じて、企業の離職者やOB・OGの集まりを指します。

ゲストスピーカとしてアルムナイを運営している
マンパワーグループ株式会社の難波氏と、
実際に卒業生としてアルムナイに参加している
元気応援団の内村氏をお招きして下記についてお話して頂きました。

・なぜアルムナイ制度が求められているのか?
・アルムナイを運営する上での留意点
・アルムナイに参加する立場として期待すること

質問も活発に出て有意義な場になったのではないかと思っています。

それぞれの立場からのお話しの中で、ポイントだけご紹介いたします。

【アルムナイを運営する上での留意点】

「OB・OG全員と無理に繋がらないこと」が重要なポイントで、
全員とWin-Winの関係を構築することは難しいと割り切ることも
大切だと感じました。

アラムナイを運営する立場として、特に下記のような方と繋がっていたいと
いうお話がありました。

・卒業後も楽しく仕事をしている
・お互いのWinを考えてくれる
・常に自身をアップデートしている
・昔の関係(上司と部下、先輩と後輩etc)を引きずらない
・良い意味でビジネスライクな関係を保てる

当たり前のようなことですが、このような立ち居振る舞いをできる人というのは
限られているようです。

【アルムナイに参加する立場として期待すること】

こちらも「無理して繋がらない」ことをポイントとして挙げていました。

組織と個人という関係ではなく、個人と個人のニュートラルな関係性を期待しているようです。

お互いの商品を提供しあったり、他社や他業界の活きた情報交換をしたりするような
双方にとって利用価値がある関係が望ましいというお話でした。

どちらも共通することは「お互い無理して繋がらない」ことになりますが、
組織にとっては、OB・OGが所属していた組織に卒業しても
貢献したいと思われるような組織作りが求められ、
個人にとっては卒業した組織にとっても利用価値があると思われるよう
常に自身を磨いておくことが重要なのではないでしょうか。

今後は益々、会社や組織を越境して仕事やプロジェクトを協業して完結することが
増えてくると予想されます。

様々な人材採用チャネルがありますが、採用の選択肢のひとつとしてのアルムナイも
生産人口が減少する現状を踏まえると有効な手段のひとつではないかと考えます。

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